ドローンを始めたばかりの頃は、風速計を見て風速5を厳守、ブラシモーターのトイドローンなら風速2ぐらいが安全な範囲と決めていました。しかしそんなに神経質にならなくても、ホバリングから風上に向かって少し進めれば、推進力と風のうねりは機体の挙動から判断できます。そこから高度を上げれば、風速が上がり風向きも変わる可能性大。まずは目の前でホバリングさせ、風上に移動させることで、フライトに適したコンディションかどうかを判断できます。
いきなり目標に向かって飛ばしたいのは山々ですが、最初にこの試験飛行をすることがとても大切。フライトを中止する判断ができるようになれば、風に流されて機体をロストするリスクを大幅に軽減できるのです。
私は最近、ラジコン固定翼を飛ばす機会が増えています。固定翼こそ風を読まないとあっという間に墜落です。